自分発見
【営業職のための自己紹介法】第7回
前回は、「自分では分からない」自分の印象についてお伝えしました。
今回のテーマは【自分発見】です。
前回、周りが持っている自分の印象を、納得できなかった方は、特に今回、がんばってワークをしてください。
自分発見の質問です。以下の質問にお答えください。
1)今まで、仕事上で1番嬉しかったことは何ですか?
2)仕事上でほめられて嬉しいことは何ですか?
3)仕事に対するポリシー、またはモットーを教えてください。
4)母親から言われたことで、真っ先に思い出すことは何ですか?
5)父親から言われたことで、真っ先に思い出すことは何ですか?
6)指摘されて、腹が立つのはどのような所ですか?
7)今まで、仕事上で1番辛かったことは何ですか?
この7つの項目を入れたストーリーを、文章にしてみてください。
1から7の順番どおりに入れるという意味ではありません。
7つの答えの順番を組み合わせて、1本のストーリーになるようにまとめてみてください。
どうしても、これを入れるとストーリーにならないというものは外してもかまいません。
しかし、必ず入れていただきたいのは、7番の「仕事上で1番辛かったこと」です。
人生、良いことばかりではありません。
誰でも失敗したり、相手を傷つけたり、迷惑をかけて成長するものです。
その失敗談を話すということは、相手に自分を開放しているということです。
先に自分から、心を開くと、相手も開いてくれます。
失敗を開示することで、信用してもらえるのです。
信用していただいた所で、次が肝心ですよ。
失敗とセットで話さなければならないものがあります。
それは、「失敗から学んだこと」教訓です。
失敗したので、今度は◯◯しようと、誓いました。
この誓いが、
3)仕事に対するポリシー、またはモットーを教えてください。
になると、ぐっとストーリーがしまります。
失敗がないということは、行動していないことになります。
成功の反対は失敗ではなく、行動しない、ですよ。
何だか難しそうだなと、思いましたか?
次回から、この7つの質問を詳しく解説しますので、次回の【営業職のための自己紹介法】も、お楽しみに!