保険営業の方、不動産関係の方、司法書士・行政書士の方へ、個人から富裕層にマーケットを広げましょう

ライフスタイル・マーケティング

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『マーケティングはじめの1歩』第28回

本日は「ライフスタイル・マーケティング」についてお伝えします。

ライフスタイル・マーケティングとは、個人のライフスタイルに着目して消費者のセグメンテーションを行うマーケティング手法のことをいいます。

近年、個人の価値観が多様化し、人口統計や社会・経済的同グループ内で、異なる消費活動の人が増加してきました。

そのため「個人の価値観」や「ライフスタイル」に注目するマーケティング手法が誕生しました。

同様のライフスタイルの人をグループ分けし、商品・サービスのマーケティングの方法を考えることがライフスタイル・マーケティングでは重要になります。

 

【ライフスタイル】

◯LOHAS(ロハス)

Lifestyles of health and sustainabilityの頭文字をとった略語。健康で持続可能な社会生活を重視するライフスタイルです。

エコロジーや環境、人間関係、平和、社会主義などの世界的な課題や、自己実現、自己表現など自分に関心を持っています。

 

◯BOBOS(ボボズ)

「ブルジョア(Bourgeois)」と「ボヘミアン(Bohemians)」を組み合わせた造語。

経済的に恵まれていますが、「成金」は軽蔑し、カジュアルなライフスタイルを好みます。

経済的な不安なしに「好きなこと・得意なこと」をやりながら自由に生きています。

 

◯DINKs(ディンクス)

共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指します。

お金の自由が得られるため、将来に向けて計画的に貯蓄することもでき、老後に向けた資産運用に興味を持っています。

 

◯アクティブシニア

仕事・趣味などに意欲的で、健康意識が高い傾向にある活発な高齢者です。

時間とお金に余裕があるので、それらを自らのために有意義に使う傾向があります。

旅行、趣味、スマホ、健康などに興味があり、社会貢献をしたいという意識が高いのも特徴です。

 

ライフスタイルをグループ分けする上で、「価値観」の中でも、『何にお金を使うのか』は重要なポイントになります。

狭いアパートの住民が、高級外車に乗っていたり、大富裕層のビリオネアが、質素な暮らしぶりだったり、お金に対する価値観は様々ですね。

『保険大好き層』は、富裕層の中にある一定数はいますが、なかなか出会えませんね。(笑)

次回は、「購買心理」について、お伝えしますので、お楽しみに。

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