広告の目的
『マーケティングはじめの1歩』第15回
前回の第14回目は「プロモーション」の1回目「プロモーションの種類」について、お伝えしましたね。
見逃した方は、こちらからご覧ください。
本日は「プロモーション」の2回目プル戦略「広告の目的」について、お伝えします。
広告というと、どのようなイメージでしょうか?
テレビコマーシャル
繁華街の大きな看板
新聞の折込チラシ
ダイレクトメール
フリーペーパー
雑誌の広告
最近は、ネット広告や動画広告、情報サイトに見せかけた広告サイトもあります。
今日は、どの広告でも当てはまる広告作成のプロセスから、ご説明します。
1.目的の明確化と目標設定
2.予算の決定
3.メディア計画
4.クリエイティブの作成
5.評価
最初に行うのが、目的の明確化と目標設定です。
広告の目的は、同じ商品でも新発売の時は、「認知」、つまり多くの方に知っていただくことが目的になります。
認知が広がると、製品情報を伝え製品の質をアピールし、興味・欲求を喚起するため、製品使用者のインタビューを掲載したりします。
テレビコマーシャルで、何の広告なのか、最後までよく分からないという広告を見かけませんか?
あれは、「販売」を目的にせず「興味」を目的にしています。
カッコいいイメージや、面白くインパクトがある広告で視聴者に印象づけているのです。
目的が興味であれば、ブランドのイメージが良くなるようなインパクトがあるものが必要です。
商品やサービスを、あえて強くアピールしないイメージ広告は、「売られている感」がなく、好感度アップにもつながることでしょう。
今回は、広告について、1番重要な目的についてお伝えしました。
次回も、「広告」についてお伝えしますので、お楽しみに。