保険営業の方、不動産関係の方、司法書士・行政書士の方へ、個人から富裕層にマーケットを広げましょう

外部環境

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『マーケティングはじめの1歩』第5回

前回の第4回目は、「強みと弱み」について、お伝えしましたね。

見逃した方は、こちらからご覧ください。

強みと弱み

本日は「外部環境」についてお伝えします。

どのマーケットを選択するか、自分の会社や商品の評価をする時でも、会社の外、「外部環境」を考慮しなければなりません。

「外部環境」には、以下の要因があります。

【マクロ要因】
・政治
・経済
・文化
・技術
・法律
・自然環境 など

【ミクロ要因】
・市場
・顧客
・競合
・供給業者 など

これらを『機会』と『脅威』で評価していきます。

『機会』は、どれだけ魅力があるか
『脅威』は、どれだけ深刻かを評価します。

例えば、保険営業の方が、これから「相続マーケット」に参入しようと思った時、参入する機会を順番に考えて行きます。

参入するとしたら、政治的にどれだけ魅力があるでしょうか。

人口のボリュームが多い、高齢者層は選挙で選出される政治家にとっては、大切にしている層になります。

経済的なことを調べると、60歳以上の高齢者が、日本の金融資産の6割を、保有しています。

民法の相続法が、40年ぶりに改正され、2019年から段階的に施行されています。

参入のマイナス面も考えます。

すでに相続市場において、保険営業職は飽和状態なのか?

その相続で成果を出している人はどのようにして、成果を出しているのか?

もう入り込む余地はないのか?

この競合に注目することによって相続マーケットと言っても、

・自分の担当地域では、不動産に詳しい人が少ない

・自分が扱っているこの商品を、この対策として提案することにより、特徴を出すことができる

・女性目線の相談相手を求めているのではないだろうか

など、切込み方が具体的に見えてきます。

今、うまくいっている方も、もう一度競合をフィルターにして、自分を見つめてみると、大きな気付きが得られると思います。

ぜひ、取り組んでみてください。

次回は人が消費に至るメカニズム「消費者行動」についてお伝えしますので、お楽しみに。

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