パブリシティ
『マーケティングはじめの1歩』第19回
前回の第18回目は「プロモーション」の5回目プル戦略「USP」について、お伝えしましたね。
本日は「プロモーション」の6回目プル戦略「パブリシティ」についてお伝えします。
プロモーションの種類、プル戦略の2つ目です。
参考:プロモーションの種類
パブリシティは、自社の製品・サービスの情報を、メディアが自主的に取り上げて報道することです。
主なメディアは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・インターネットです。
パブリシティの特徴は以下の3つです。
1.メディアが記事やニュースの価値判断を行い報道するかどうかを決める
2.原則無料である
3.消費者は、信憑性が高い情報と受け止める傾向がある
パブリシティ対応がうまく行われると、企業は好ましいイメージや新製品情報を流してもらえます。
効果的なパブリシティには、広報担当者の、メディアの記者への適切な情報提供が重要です。
大掛かりな事業展開や新製品の発表などには、記者会見(プレス・カンファレンス)の実施やプレスリリースの配信を行うことが有効です。
無料で、宣伝をしてもらえるので、企業としては大変有益となるため、意図的に記事になるような仕掛けをする場合もあります。
しかし、企業側がコントロールできないので、不正確な情報や、ネガティブな側面が報道されるなどマイナス面もあります。
次回は、プッシュ戦略「販売促進」について、お伝えしますので、お楽しみに。